目次
Liskとは
今回はLiskについて説明していきますね。早速ですが、“Liskとは”について1文で書いてみましょう。
どうでしょうか?
おそらく、何を言っているのかわからいですよね。
僕自身も最初は「ふーん。で、何がすごいの?」という状態でした。
この状態から、「なるほど、Liskとはこういうことができて、他のプロジェクト(仮想通貨)とこんな違いがあるんだ」ということを理解していただければ嬉しいです。
興味をもった方はぜひ、LISKホルダーになりましょう!僕自身もLISKホルダーです。
仮想通貨LISKとプラットフォームのLisk
LISKの説明するにあたって、理解していただきたいことがあります。
- Lisk→分散型アプリケーションプラットフォーム
- LISK→Liskで使用される仮想通貨
みなさんがイメージしている仮想通貨のLISKとは、Liskというプラットフォーム(システム)で使用するお金のことです。
大文字と小文字が、まぎらわしいので気をつけてください。
“分散型アプリケーションプラットフォーム”という言葉がでてきいますが、後ほど説明しますのです、スルーしておいてください。
ただイメージとしては、
・Lisk→アップルのApp Store
・LISK→App storeで使用するお金
となります。
それではまずは、Liskの基本情報などを説明したあとに詳しく説明していきます。
Liskの基本情報
LISK | 内容 |
---|---|
公開日 | 2016年5月 |
開発者 | LISK財団。ドイツを拠点に活動 |
時価総額 | 上記を参照 |
発行上限数 | なし。報酬の半減期あり |
ホームページ | https://lisk.io/ |
公式ブログ | https://blog.lisk.io/ |
日本コミュニティ | LISK discord |
公式コミュニティ | LISK discord |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
Liskは2016年に公開され、ビットコインやイーサリアムなどと比べると比較的新しいですね。ビットコイン・リップルが2013年、イーサリアムは2015年に公開されています。
直近1年間の価格推移
まず2017年2月頃のLISKの価格は15円前後でしたが、2018年1月には3,000円以上の価格になっています。
1年間で約200倍も価格が上昇しています。
創業者
創業者は1991年生まれの「Max Kordek」という20代の青年です。若いと思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、イーサリアムの開発者であるヴィタリック・ブテリン氏も20代です。
また、共同創業者のオリバーさんはリンクトインのプロフィールからエンジニアとしてキャリアを歩まれてきているようです。
一方でGuidoさんは大学で国際法を専攻されて、コーポレート部門や会社経営などされてきています。
ビジョンをもった若いCEO、経験豊富なエンジニア、ビジネス面をサポートする大人。能力が偏らずよい創業者チームだと思います。
開発チーム
2018年1月時点では約30名のチームメンバーが掲載されていて、約8割がエンジニアです。
ブロックチェーンのプロダクトの開発は決して簡単なものではないため、しっかりとした開発体制をととのえていることは大切です。
Liskについての説明
それでは具体的にLiskについて説明していきます。最初に説明したように、Liskとは分散型アプリケーションプラットフォームです。
Liskについて理解するためには、この分散型アプリケーションプラットフォームというものを理解することが最初の一歩になります。
そのため、下記の2つの概念をそれぞれ順におって説明していきたいと思います。
・プラットフォーム
・分散型アプリケーション
プラットフォームとは
プラットフォームとは日本語訳すると、“土台”という意味になります。しかしインターネットサービスにおいては、プラットフォームとは、商品・サービスや情報が集まっている場所を意味するケースが多いです。
身近な例えとして、楽天市場やApp Storeなどがプラットフォームがあります。楽天市場という場所には商品がいっぱいあり、App Storeにはアプリがたくさんあつまっています。
つまりLiskにも、このようなサービスが集まっている場所ということになります。
分散型アプリケーションとは
先程はプラットフォームについて説明していきました。では、一体どのようなサービスがLiskには集まっているのでしょうか。
ずばり、分散型アプリケーションです。
そして簡単に説明すると、分散型アプリケーションとは管理する人がいないアプリケーションです。
まずアプリケーションとは、僕達が毎日スマホで使っている“アプリ”のことです。これは普段から使っているのでイメージしやすいですよね。
ポイントは“分散型”という言葉です。
分散型とは、非中央集権。反対の言葉は集中型、中央集権です。
例えば、TwitterやLINEなどは当たり前ですが、Twitter株式会社、LINE株式会社が管理しています。そして私達のユーザー情報・データも全部管理しています。
集中型アプリケーションはこのようなイメージです。
一方で、分散型アプリケーションはこのようなイメージです。
なんとなく理解できましたでしょうか。Liskとはつまり、管理する人がいないアプリが集まっているプラットフォームということです。
分散型アプリケーションという意味もなんとなくわかり、プラットフォームのイメージもできた。
でも、そもそも分散型アプリケーションにすると何がいいのか?ということになります。詳細は別記事で説明しますが下記のようなメリットがあります。
・仲介者が少ないのであらゆるコストがかからない
・データが改ざんされない
・高いセキュリティー
Liskの4つの特徴!イーサリアムとの違いも含めて
分散型アプリケーションの説明をしたところで次は、“LISKの特徴”について説明していきたいと思います。
まず、DAPPS型の類似するプラットフォームは、イーサリアムを含めていくつかありますのでLiskならではの特徴をのべていきます。
1. 開発言語がjavaScript
一つ目が、開発言語がjavaScriptを使用しているということです。javaScriptという開発言語はWEBエンジニアによく使われている言語の一つです。
普及している開発言語の使用は、Liskで何かサービスを開発したいと思ったエンジニアのハードルがさがります。
2. サイドチェーンの使用
サイドチェーンを利用することで、性能・処理能力やセキュリティーがよくなります。
サイドチェーンについて理解するには、ブロックチェーンについて理解する必要がありますが、
メインチェーンとサイドチェーンの2つがあります。
そして、Liskのコアとなうような大事な内容はメインチェーンに。
一方で、liskを使って開発する人たちはサイドチェーンに。
何か問題があった時には、メインチェーンからサイドチェーンをきりはなすことができるんです。
実はイーサリアムなどでは、メインチェーンしかなかったため、そこで問題が発生してとても大きな騒動になりました。
結局、ハードフフォークで解決したのですが、この対応に納得しないひとたちもいました。
3. DPoS
LiskではDPoSという承認アルゴリズムを採用しています。DPoSとは、“Delegated Proof on Stake”の略称です。
ちなみに、ビットコインではPoWでパワーがある人が有利。そして、PoSではコインを多く保有している人が有利になります。
これらの問題点を解決するために考えられたのがDPoSです。
“Delegated”とは、委任されたという意味です。
Liskでは、Liskホルダーに選ばれた人たちがブロックの承認作業をすることができ、Liskを獲得できます。
4. フォージング
フォージングとは、LISKを鋳造(ちゅうぞう)することを意味します。
僕が1000万円をLISKに投資した3つの理由
1. Lisk財団の開発体制が信頼できる
まず最初にしっかりとした、技術・プロダクトに投資したいという考えがあります。Liskの場合は時価総額がすでに上位にあることから、中身がまったくないというリスクは低いのですが。
色々しらべていくと、いままで記事でも紹介したように思想やしっかりとした技術・開発力があると思ったんですよね。
これが一つ目の理由です。
ちなみによく反論として、仮想通貨の世界って開発よりも広報とかマーケティングが同じ以上に大切という意見があります。
知ってもらって、投資してもらわないとスタートしないみたいなところがあるんです。これは本当にそのとおりだと思います。
正直Liskは、マーケティング活動がすごくうまくいっているとは言い切れないと思います。トロンとかを見ているとすごいなぁと思います。
ただ、しっかりとプロダクトを開発してから広めていくんだ。という思想を勝手に感じたのです。
そして、僕はこういう思想が好きなんです。
風呂敷を広げるやり方も大切で、それによってうまくいくこともあります。
でも、最後に自分がお金を使うわけだから、好きな考え方に投資したいと思いました。
2. 値上りが期待できる。投資の期待値がおおきい
二つ目は2018年から投資に参入してリターンを見込めるかどうかです。
2017年はコインチェックで販売されているアルトコインを“ガチホ”していれば数倍から数十倍以上のリターンがでるという結果になっています。
しかし、投資は先行者が有利のため、2018年も同じようになるとは限りません。仮想通貨市場自体が成長していくのでしっかりと“ガチホ”できれば含み益がでるとは思います。
そのうえで、よりよりリターンがも込める仮想通貨は何なのかを検討したさいに、将来性があるにもかかわらず、それにみあった価格になっていいないものです。
それを色々とみた結果、Liskにきめました
仮想通貨 | 時価総額 ランキング |
リターン (倍) |
1/1 (USD) |
12/31 (USD) |
---|---|---|---|---|
BTC | 1位 | 14.9倍 | 998 | 14,839 |
イーサリアム | 2位 | 72.3倍 | 10.7 | 774 |
リップル | 3位 | 383倍 | 0.006 | 2.3 |
ライトコイン | 6位 | 52.7倍 | 4.36 | 230 |
NEM | 7位 | 311倍 | 0.0034 | 1.06 |
DASH | 10位 | 14.9倍 | USD | USD |
Lisk | 20位 | 155倍 | 0.14 | 21.7 |
ZCASH | 24位 | 12.3倍 | 48.51 | 597 |
ファクトム | 64位 | 21.2倍 | 2.85 | 60.4 |
個人的には、2018年12月には2〜3万円ぐらいになっているのではないかと期待しています。
3. 最後は直感
こう言ってしまうと、なんだよそれってなるのかもしれません。でも、色々調べているなかで“いいな”って思った直感は大事にしたいんです。
仮にLiskが思った通りにならなかった時にも納得できるし、そうなった原因を反省することで次の自分自身にいきてくると思うんです。
だからみなさんも最後は自分自身の直感をしんじてほしいと思います。
Liskの2つの魅力
Liskコミュニティーが活発でLisk財団と距離がちかい
LISKにはdiscordにコミュニティーがあります。ここでは、リスクホルダーとの情報交換やLisk財団の方とコミュニケーションがとれるんです。
マーケティングのMatさんは最近よくあらわれます。こういうコミュニケーションがちゃんととれて、距離の近さを感じるのはうれしいですね。
voteをすれなLISKがふえていく
そして、LISKにはvoteというものがあるんです。これは、“LISK nano”というウォレットにLISKを保管しておくと、LISKが増えていくんです。株の配当みたいなものです。
LISKを多く保有している人は、配当数も多くなるのでLISKを購入したらぜひvoteをしてくださいね。
2018年1月はとんでもない相場だけど
この記事を書いている時は、まさにとんでもない相場でした。
暴落、コインチェックのNEMハッキング。相場も下げていますし早く回復してくれないかなぁと、嵐がすぎさるのを待っている状況です。
色々と年にあと2,3回はこういう相場があるのでしょうか、ブロックチェーンの技術はゆるぎないと思いますので、“ガチホ”していきたいと思います。
