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GMOコインは2017年開始の仮想通貨販売所
GMOコインは2016年10月に設立され、2017年5月にサービス開始した仮想通貨販売所です。東証一部上場企業であるGMOインターネットグループが運営していて、アプリも使いやすいと人気です。
ビットフライヤーやコインチェック、Zaifなどと比べると後発のサービスとなるものの、チャートの見やすさや操作画面の使いやすさ、入出金手数料が無料というお得さ、FXに特化した使いやすさを徹底していて、ユーザー数が急増したサービスです。
GMOコインはどんな特徴を持っている?
GMOコインの特徴を細かくお伝えしていきます。
良くも悪くもFX取引に向いているサービス
GMOコインはFX取引する方に向けて設計されているサービスで、現物取引(レバレッジをかけない通常取引)でただ仮想通貨を買いたい人には向いていません。
特に今まであまり金融商品を買ったことがなく、仮想通貨も初めてで、FXやレバレッジを理解していない人にはメリットがないサービスになるので、他の取引所を開設した方が良いでしょう。
販売所としては比較的若い後発のサービス
GMOコインが設立されたのは2016年10月(サービス開始は2017年5月)。国内の仮想通貨取引所として一番古いビットフライヤーは2014年1月、Zaifやコインチェックも2014年に設立しているので、GMOコインは後を追う形で始まった、比較的若いサービスです。
GMOインターネットグループが運営
GMOコインを運営しているのは、東証一部上場企業であるGMOインターネットグループです。既にGMOクリック証券など金融サービスを展開している会社なので、そのノウハウが蓄積されている会社だといえます。また、インターネットを中心にさまざまなサービスを運営している会社なので、堅牢なセキュリティと管理体制にも定評があります。
仮想通貨交換業者の認可を得ている
仮想通貨の黎明期は、まだ法整備が進んでいないために、仮想通貨取引所と名乗りさえすればサービスをスタートできる不安定な状態でした。しかし2017年に国が正式に仮想通貨に関する法整備を進め、仮想通貨交換業者が認定されました。
2017年12月時点で、仮想通貨交換業者として認定されているのは16社。そして、もちろんGMOコインはしっかりと認可を受けています。
GMOコインのメリット
ここからは、GMOコインが他の仮想通貨交換業者よりも優れている点を解説していきます。
運営母体がしっかりしていて信頼感がある
GMOコインを運営しているのは、東証一部上場企業であるGMOインターネットグループです。新垣結衣さんがCM出演しているGMOクリック証券など、元々金融商品を扱う証券会社も運営している会社であり、誰もが知っている会社なので、安心感があります。
ビットコインやアルトコインなどの仮想通貨は、日本銀行が発行している現行通貨と違い、取引所や販売所が倒産した場合に一切補償がありません。国が発行している通貨ではないので、当たり前ですね。だからこそ、どの取引所・販売所に仮想通貨を預けておくかがとても重要なのです。
アプリ「ビットレ君」が高機能で使いやすい
評判が良い仮想通貨取引所Zaifも「アプリがとっても使いにくい」と言われたりしていますが、GMOコインのアプリは高機能かつ使いやすいと評判です。長年インターネットサービスを展開してきたGMOインターネットグループなので、さすがと言えます。
GMOコインのスマホアプリ「ビットレ君」は、仮想通貨FX専用アプリ。全部で9種類のテクニカル指標が利用できるチャートが見やすく(横画面表示も可能)、取引画面も感覚的に操作できる分かりやすい画面が好評です。
ネットの評判を見ても、GMOコインのアプリの使いやすさを実感している人が多いですね。
口座は開いていたけど使ってなかったGMOコイン口座を使って0.01枚でトレードの練習してみたけど、今更ながら何これ!使いやすい!!
コインチェックはアプリでFX出来ないし、ブラウザでやるともたつくからGMOメインでやろう。
メンテとスプは難だけども。— 藤堂 (@tododoido) December 6, 2017
GMOコインのアプリ(ビットレ君)はめっちゃ使いやすいと思う。
欲を言えば、あれも板見たいけど— レビューログ (@review_log) November 8, 2017
追証なしで最大レバレッジ25倍まで可能
GMOコインはFX取引のレバレッジを最大25倍までかけることができます。これは国内の仮想通貨取引所で最大の倍率です。Zaif、ビットポイント、みんなのビットコインなども25倍までかけられますが、コインチェックは最大5倍、ビットフライヤーは最大15倍…と、倍率が抑えられている取引所もあります。倍率を大きくするとその分リスクもありますが、大きく資産を増やす可能性が広がります。
一般的な信用取引では、委託保証金が一定水準以下になると追加証拠金(追証)が求められます。しかし、GMOコインの場合はこの追証なしで取引を進めることが可能。コインチェックやビットフィライヤーなど追証が必要な取引所もあるので、FX取引をしたい方は追証なしの取引所を選ぶと良いでしょう。
gmoコインに乗り換える
追証無しとレバレッジ25倍にひかれた— Sa1ha/Estiy@チョコボ鯖 (@LoL_Sa1ha) November 5, 2017
GMOコインのデメリット
メリットの多いGMOコインですが、デメリットも良く理解しておきましょう。
不正ログインによる盗難補償がない
昨今不正ログインにより資産が盗まれるなどのニュースが多いですよね。GMOコインは、不正ログインによる盗難補償はありません。とはいっても、仮想通貨は自己責任で行うという側面が多く、補償サービスを現在提供しているのは、ビットフライヤーとコインチェックのみです。
法整備が進むとともに、GMOコインでも補償サービスが始まると良いですね。
改定が多い(スプレッドが引き上げられた事件も)
GMOコインは仮想通貨FXの最低スプレッドが300円と破格だったのですが、2017年12月の改定で500円に引き上げられました。また、ビットコイン現物取引の最低スプレッドは3,000円から5,000円に引き上げられました。
https://twitter.com/swordspirit69/status/950669312083111937
GMO取引ルールバンバン変更されるわスプレッドがとうとう10000を記録しました!
そして最低500のスプはレアになり5000がアベレージとなってしまいましたとさ、、、ちくしょーーーー— コウソクストレート (@masterlegendpro) December 8, 2017
FX取引をしない場合の現物売買のスプレッドが最低でも5,000円かかるというのは、高いですね。やはりGMOコインは現物取引には向いていないと言えます。
買い規制やレバレッジ規制がたびたび発生する
仮想通貨取引所は24時間365日動いていて、自由に取引できるのが基本…ですが、GMOコインにおいては、たびたび買い規制が行われ、一部の通貨が急に買えなくなることがあります。特にリップルを買えなくなる規制はたびたび発生しています。
GMOコインはいったい1日に何度リップルの買い規制をかけるつもりなのか?
中の人が頑張ってるのは伝わるけどご不安になるから勘弁してほしい。
はやく安定するといいなあ— さわやか (@sawayaka2016x) January 6, 2018
GMOコインは
値上がりしたら買い規制
値下がりしたら売り規制
まったくオススメできない。— ぶなぴー (@bunabunapc) January 17, 2018
また、2018年1月には、レバレッジ規制もありました。レバレッジ変更の受付を停止というお知らせが届き、5倍のレバレッジ設定をしていたひとが、15倍や25倍に変えたいと思ってもできなくなってしまいました。
GMOコインがレバレッジ規制をしてきた。
5倍から25倍
5倍から15倍
15倍から25倍への変更受付停止私は最初からストレートでぶん殴り合う25倍なので影響なし
維持率もDMMコインから何も連絡が無いので
GMOを厚くしておいた1700%あれば「おっちょこちょい」さえしなければ勝てる pic.twitter.com/XwevhUjWgu— ミスターストップ安 (@mrstoplow) January 17, 2018
GMOの買い規制やレバレッジ規制は、予告もなく突然始まるので注意が必要です。ルールが突然変わるのは、ユーザーからしてみると不信感を抱いてしまいますよね。
GMOコインは、ビットコインFX向きの販売所
GMOコインにはメリットもデメリットもありますが、仮想通貨FX取引をしたい人にとっては、使いやすい販売所と言えます。
レバレッジをかけて大きく資産を増やしたい方は、開設しておくとよい販売所です。
口座開設までに時間がかかる取引所もありますが、GMOコインの口座開設は早いと定評があるので、いくつか口座開設をする中の選択肢にはぜひ入れてみましょう。
