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QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴
金融庁の認可を受けていて、アジア圏最大級の取引所
QUOINE株式会社が運営しているQUOINEX(コインエクスチェンジ)という仮想通貨取引所。ちょっと読み方が難しいですが、QUOINと書いてコインと読みます。
海外にCoinExchangeという名前の取引所があるので、間違えないように注意してくださいね。
QUOINEXは元々シンガポールに本社を置く取引所で、2014年11月に設立。2016年3月には日本に本社機能を移転させ、日本以外にアジア地域へもサービス提供を行っています。
2017年9月に初めて金融庁が認可した仮想取引所11社に含まれている取引所なので安心してください。
日本ではビットフライヤー、コインチェックに次ぐ出来高数を誇り3番手の取引所ですが、アジア各国でもサービスを提供していて、アジア圏最大級の取引所であることがウリです。
QASH(キャッシュ)でお馴染みの取引所
QUOINEXは、独自トークンであるQASH(キャッシュ)のICOトークンセール(新規仮想通貨公開)を実施したことでも有名です。
QASHはICOで100億円以上の指揮を集めて話題となりました。
現在、このQASHの取り扱いをしている国内認可取引所はQUOINEXのみ(海外取引所での扱いはあります)なので、QASHをホールドしたい人は口座開設すると良いでしょう。
QASHは2018年1月時点でcoinmarketcapで60位にランクインしています。
国内取引所で取引できる割安なトークンなので、これから仮想通貨取引を始める方にもオススメのアルトコインです。
円以外の入金にも対応
多くの国内取引所は日本円の入金対応のみですが、QUOINEXはアジア圏にもサービス展開しているグローバルな取引所だということもあり、日本円やドル、ユーロなどを含めた10種類の法定通貨に対応しています。
10種類の法定通貨(JPY,USD,EUR,AUD,HKD,SGD,CNY,PHP,INR,IDR)を入金可能で、法定通貨同士の交換取引も可能です。日本円に限らず、その時に有利な価格になる通貨を選んで取引ができるというメリットがあります。
取引できる仮想通貨は5種類のみ
2018年2月2日時点で、QUOINEXで取引可能な仮想通貨は5種類です。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・キャッシュ(QASH)
・リップル(XRP)
ちょっと少ない気もしますが、国内認可取引所ではQUOINEXでしかかえないキャッシュ(QASH)や、人気のリップル(XRP)が買えるのは嬉しいですね。
さらに、今後アルトコインのラインナップが続々増える予定です。
アルトコインが続々追加予定
今後は、
・ネム(XEM)
・ライトコイン(LTC)
・イーサリアム・クラシック(ETC)
が追加になるという発表もされています。2018年2月上旬を予定しているとのこと。
ライトコインもネムも人気のアルトコインなので、取扱いスタートが待ち遠しいですね。
https://twitter.com/NamatamaGo5681/status/958665405836410881
100%コールドウォレットで管理していると明言
2018年1月に世間を震撼させた、大手仮想通貨取引所コインチェックからのNEM不正出金事件。
その後、他の取引所もさまざまなコメントを出していますが、QUOINEXは100%コールドウォレットで人の目を通して確認していると改めて発表しました。
「当社は原則としてコールドウォレットですべての通貨を管理している」。仮想通貨取引所を運営するQUOINE(コイン、東京・千代田)の栢森加里矢社長は自社で扱う仮想通貨の管理についてこう説明する。https://t.co/S37eUjALb3
— rommy24soul@QASHer (@rommy24soul) January 29, 2018
いままでQUOINEXの入金処理や出金処理に時間がかかることがデメリットとして挙げられていました。
しかし逆に、ここまで徹底しているQUOINEXの安全に対する考え方は評価されるべきことと言えるのはないでしょうか。
コインチェックの事件をきっかけに、国内すべての仮想通貨取引所にセキュリティも含めた報告徴求命令が出されました。今後は、ますます取引所を選ぶうえで、セキュリティ対策が万全にされているかどうかが重要になっていきそうですね。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の登録方法
ここからは、QUOINEXに口座開設する方法を解説していきます。
①公式サイトから必要事項を入力
まずは公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)はこちら」ボタンをクリックします。画面の記載に従い、居住地国やメールアドレス、パスワード、氏名や国籍、住所などを入力します。
ビットマネーやZaifなど日本国内向けサービスに特化している取引所と違い、グローバル展開しているためか、国籍や米国納税義務の有無など、入力しなければならない項目が少し多めです。
プロフィール登録が完了すると、登録したメールアドレスにメールが送信されますので、ログインして次の本人確認書類提出に進みます。
②本人確認書類を提出
ログイン後、「プロフィール&口座開設状況」画面を表示させると、ステータスが「書類提出前」となっています。このままだとログインはできるものの取引ができない状態なので、この画面から本人確認書類を提出します。
「ファイルを選択」をクリックし、免許証や住民記帳台帳カードなどのデータを選択してください。スキャンデータまたはスマホなどで撮影したデータで問題ありません。
最後に「本人確認書類をアップロードする」をクリックすれば、提出が完了します。
③2段階認証の設定(必ず行いましょう)
自分の資産を守るためにも、2段階認証の設定は必須です。忘れずにこの時点で済ませておきましょう。
2段階認証は、スマホに「Google認証システム」というアプリをインストールして行います。アプリをインストールしたあと、パソコンでQUOINEXの「2段階認証」というメニューを選択し、「2段階認証を有効にする。」をクリックします。
するとQRコードが表示されるので、それをスマホの「Google認証システム」アプリで読み込みます。アプリに表示された6桁の数字をQUOINEXの画面に打ち込めば、2段階認証の設定完了です。
④QUOINEXから郵送物が届くのを待つ
②で提出した本人確認書類は、QUOINEXの担当部門により審査が入ります。
内容に不備や問題がなかった場合、QUOINEXから簡易書留ではがきが届き、無事に届いたことをQUIOINEXが確認したのちに、入金や取引ができるようになります。
どのくらい本人確認に時間がかかるかはタイミングや混雑状況によりまちまちですが、2018年1月の情報だと、申し込みが殺到しているらしく、1カ月かかったという口コミもありました。
quoinexの本人確認めっちゃ時間かかるね。書類審査中でずっと表示されてるけど書類審査待ちやね。
— シスヤ (@systra_ya) January 18, 2018
bitbankは2日で本人確認終わったしbitflyerは的はずれなサポートの返信指摘したら、電話かかってきたなぁ
今、頑張りどころ?wquoinexは本人確認20日経ってもまだでーす。
— そるじゃあ (@zzedW2yPYwxbYwI) January 29, 2018
早めに口座開設したい方は、一日でも早く本人確認書類アップロードまでを済ませるようにしましょう。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の使い方
口座開設が済んだら、早速QUOINEXで仮想通貨取引をスタートさせましょう。主な使い方を簡単に説明していきますね。
まずは日本円を入金しよう
QUOINEXのホーム画面から「入出金」を選択し、JPYをクリックします。
「手順1.入金情報を作成する」で銀行名や支店名、口座名義などを入力し、最後に口座名義を確認できる画像ファイルをアップロードします。例えば通帳やネット銀行のログイン画面などです。
最後に入金する額を入力し「送信」を押すと、入金IDが表示されますので、この入金IDと振込名義を合わせた「入金ID 振込名義」を振込名義人に記入したうえでQUOINEXが指定する口座に入金をすれば手続きが終了です。
入金には少し時間がかるので、余裕をもって行いましょう。
仮想通貨の現物取引の仕方
QUOINEXは日本円だけでなく海外の通貨など多くの通貨ペアがあるので、間違えないようにしましょう。
日本円でBTCを買いたいときは、ログイン後ダッシュボードの注文パネルから、現物>BTCJPYを選択し、購入金額と購入数量を入力します。
下に平均約定レートや取引手数料が表示されるので、確認しながら取引を行いましょう。売却する際も同じ流れで売却可能です。
まとめ
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴や、登録方法、使い方までを解説してきました。
まだ取扱い通貨は少なめですが、コインチェックの事件以降、セキュリティ体制の万全さなども支持され、QUOINEXを開設するユーザーが急増しているようです。
新規口座開設には少し時間がかかる状況が続きそうなので、まだ口座開設していないかたは早めに登録を行ってみてはいかがでしょうか。
